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エンジニアの方

    Interview with GIT engineer

    GITエンジニア インタビュー

    Interview with GIT engineer

    GITエンジニア インタビュー

    きっかけは、海賊王をめざすあの麦わら少年の冒険物語
    インド工科大学で学び、AIを駆使する最先端エンジニア スリーカル氏

    “インドのシリコンバレー”と呼ばれるバンガロール出身のスリーカル氏は、インドのトップ技術系大学であるインド工科大学(IIT)カラグプル校で学士号と修士号を取得し、AIなどを駆使し最先端分野で活躍しているエンジニアだ。IITでの専攻は、産業・システム工学(Industrial and Systems engineering)で、コンピューターサイエンスや数学など、幅広いIT分野を学んだ。大学時代の友人は、ほとんどが米国などの世界的なIT企業で活躍しているという。
    スリーカル氏はなぜ、日本を選択したのか。彼が海を渡り来日したストーリーと、日本でのITエンジニアとしての日々を聞いた。

    インド工科大で学び、最先端エンジニアとしてインドで活躍


    IITでは講義を通じての勉強より、実践が重んじられる。教授陣は多くの産学共同のプロジェクトに関わっており、学生も教授を手伝う形で、プロジェクトに参画する。また学生はみな、講義で学んだ技術をインターンで実践し、在学中から実務経験を積むことに余念がないという。

    スリーカル氏も、夏休みなど機会のあるごとに企業でインターンをいくつも経験。職場体験のようなレベルではなく、実用的な最新システムに関わる業務で成果を上げ、ITスキルを磨いてきた。
     
    「例えば、当時インドで人気のSNSのネットワークを効率的に運用するためのプロジェクトはとても面白かったです。他にも、自動車を運転する人の顔を撮影した映像を解析し、ストレスを感じているかどうか判断するシステムの開発にも携わりました。ITを実践で使うだけではなく、プロジェクトのマネジメントについても学ぶことができたとても貴重な経験でした」

    IITでの修士課程修了後は、インド現地のソフトウェア開発企業でAndroidアプリ開発や、機械学習(マシンラーニング)、自然言語処理(ナチュラル ランゲージ プロセッシング)技術などを使用する仕事を経験した。こうして、直接的に役立つノウハウ、データベース、ネットワークといった幅広い知識を身に着けたという。
     
    最先端エンジニアとしてインドで活躍していたスリーカル氏が、なぜ日本にやってきたのだろうか。
    スリーカル氏

    インドの最先端エンジニアと日本を結んだのは…ある海賊王を目指す物語


    「小さいころから日本に親しみを持っていました。親や家族みな、日本製はすべて品質が高いと信用していました。車や家電製品など、『Made in Japan』と書いてあるだけで信用します。私も、日本製の音楽プレーヤーを持っていました」

    幼いころから「Made in Japan」が身近にあったことに加え、ある海賊王を目指す少年の冒険物語が、スリーカル氏を日本に惹きつけたという。

    「大好きな『ONE PIECE』を生んだ日本で働くことは面白いだろうし、日本人の友達を作ることも楽しいと考えたのです。そこで、日本のアニメを字幕付き映画で楽しんだり、日本語のコミックを読んだりしながら日本語を習得し、自分の現状に満足することなく日本のIT企業で働くことに挑戦し始めました」

    ところが、日本企業の求人は“○○開発経験に5年以上、日本語N2以上”といった経験年数と日本語力を前提とするものが多く、優れたエンジニアであるスリーカル氏にとっても厳しい条件。日本語も独学で、若いスリーカル氏が応募できる求人は見つからなかった。それでも、日本で働くことを諦めなかったスリーカル氏にチャンスが訪れた。

    「ヒューマンリソシアのGIT(Global IT Talent)サービスがエンジニアを募集している求人を見つけたのです。GITは純粋に、私の技術力で採用を決めてくれました。経験年数では他の日本企業の求人にエントリーできなかったけれど、GITは、来日前に日本語の研修をすることを前提に、技術力、プロジェクトでの経験、そして日本で働きたいという私の強いモチベーションを評価してくれたのです」

    こうして日本で働くというチャンスつかんだスリーカル氏は、海を渡り、新しい冒険物語を始めた。
     
     

    海外の最新技術とアイデアを、日本のITプロジェクトにもたらす


    スリーカル氏
    2018年6月に単身来日したスリーカル氏。来日後は、GITエンジニアとして自動車部品メーカーに派遣され、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムといった分野のプロジェクトに参画している。プロジェクトでは、機械学習(マシンラーニング)といった最新のAI技術、画像認識技術を駆使し、360°AR画像処理システムのアルゴリズム開発やシステム実装に携わっている。

    ただし、職場は全員が日本人で、周囲に英語を使う人もいない状況。当初は日本語化された技術用語に戸惑い、同僚の技術者に説明してもらったり、翻訳ソフトを使ったりした。特に日本語で書かれたドキュメントも悩みの種で、会話で不自由しないスリーカル氏でも、漢字混じりの技術文書はハードルが高かったという。

    「今は、コミュニケーションはスムーズに取れていますし、技術面で困ることもありません。自分で海外の研究論文などを調べて、プロジェクトの会議で提案したりもしています。自分の提案が採用されると嬉しいですね」
     
    「技術やツール、ロジック、言語などは世界どこでも同じで、みな知っています。でもそれをどうやって使うかは、異なります。データの使い方も違うし、使うツールも違います。どれが正しい、間違っているではありません。どの場面でどのツールを使うか、どうやって使うかということに対しては、多くのプロジェクトで様々な経験をすることが大事です。いろいろな経験を積むことで、技術をどう実務に生かすかというアイデアが生まれるのです」
    また、日本人技術者と働くようになって、日本で作られた製品がどうして信用できるかがわかったという。

    「日本の業務文化は『手続き指向』。仕事を進める際、最終的に得られる結果だけでなくその過程であるプロセスを重視します。そして間違いの起きないよう慎重に手順を踏みます。例えば、システム実装時にはメモリー使用量や処理時間などの細かいところまで詳しく見て、きちんとロジックを組み立てます。そしてルールを定めたら、それを徹底して守ろうというように。あとから問題が起きた時も、対応できます。インドでは、結果が全てで、プロセスはあまり気にしません。日本では、手順のルールをきちんと決め、これを真面目に守る。この、プロセスを手順通り踏むことが、日本の高い品質を生んでいることがわかりました」

    プライベートでも日本を満喫。将来は「技術を武器に、ルフィのように世界中を回りたい」


    ITエンジニアとして充実した日々を過ごしているスリーカル氏は、日本でのプライベートも楽しんでいる。例えば、2019年に開催された横須賀のONE PIECEのイベントで猿島へ上陸するなど。

    「来日してからの約2年半でONE PIECE関連イベントはほぼすべてに参加しました。実は、今日この後も、オンラインのイベントに参加します。フィギュアや麦わら帽子といったグッズもたくさん持っていて、給料のほとんどをつぎ込んでます(笑)。もちろん、毎週『週刊少年ジャンプ』も買い、ONE PIECEの連載を楽しみにしています」
     
    多くの観光スポットも訪れた。そして、ONE PIECEというフィルター越しに思い描いていた日本の姿と比べ、想像と違っていた点に気づいたという。

    「日本人が真面目で頑張り屋という印象は、来日前と変わっていません。でも、ONE PIECEとまったく違っていたのは、ほとんどの人がルールを守ることでした。イベントなどでも、大勢の参加者がスタッフの指示に従って整然と行動します。他の多くの国では同じようにいきません。これは驚きでした。交通機関でも同じで、みなきれいに動きます。すごくかっこいいです。手順を踏んで仕事を進める姿勢と同じだと、改めて納得したのです」
     
    AIや画像処理といった最先端の仕事に従事しているスリーカル氏は、次に習得すべきものとして、大規模データを分散処理するHadoopなどの分散コンピューティング技術に関心があり、個人的にも勉強に励むなど、新しい技術への興味は尽きないという。この向上心が、スリーカル氏を、ITエンジニアとして日々成長させているのだろう。

    今後については、自分の技術が役立つ領域であれば、現在携わっている自動車分野にとどまらず、ほかの産業にもチャレンジしたい、そして、「ONE PIECEの主人公ルフィのように世界中を回って、さまざまな文化を学びたい」と、楽しそうに話してくれた。

    もう1つの夢は―――ONE PIECEの作者である尾田栄一郎さんに会うこと、という。
    横須賀のONE PIECEのイベントにて
    ※2020年12月の取材にもとづき、記事を作成しています。
    ※本文中の会社名、サービス名等は、それぞれ所属する法人の登録商標および商標です。

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